LINEの使い方 初心者から基本までシニア講座!始め方・送り方・ビデオ通話まで完全ガイド

LINEの使い方 初心者から基本までシニア講座!始め方・送り方・ビデオ通話まで完全ガイド スマートフォン

LINE(ライン)は、今や家族や友人との連絡手段として広く使われているコミュニケーションアプリです。

「若い人が使うもの」「操作が複雑そう」と思って敬遠しているシニア世代の方も少なくありませんが、実はLINEは高齢者にもとても使いやすく設計されています。

この記事では、LINEの基本から始め方、メッセージの送り方、写真の共有方法、さらには音声通話・ビデオ通話の使い方まで、シニアの方向けにわかりやすく丁寧に解説します。

スマホ初心者の方でも安心して読み進められる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

LINEってなに?まずは基本を知ろう

LINEとはどういうアプリ?何ができるの?

LINEとは、スマートフォンを使って家族や友人と無料でメッセージをやりとりしたり、電話やビデオ通話をしたりできるアプリです。

一般的な電話とは違って、相手の電話番号を知らなくても「LINEの友だち登録」さえしておけば、簡単に連絡がとれるのが大きな特徴です。

送れる内容も、文字だけでなく写真・動画・スタンプ・音声メッセージなど多彩で、気軽にコミュニケーションを取ることができます。

たとえば、遠方に住む孫から写真が送られてきたり、趣味の仲間同士でグループトークを楽しんだりと、活用の幅は非常に広いです。

要するに、LINEはスマホを通じて人とつながることができる便利なツールなのです。

シニア世代にLINEがおすすめな理由

シニアの方にこそLINEをおすすめしたい理由はいくつもあります。

まず、操作がとてもシンプルで、電話やメールよりも直感的に使えるからです。文字を打つのが苦手でも、スタンプや音声メッセージを使えば気軽に気持ちを伝えることができます。

次に、料金がかからないという点も重要です。インターネット環境さえあれば、何通送っても、何分通話しても無料です(※一部機能やスタンプ購入を除く)。

たとえば、80代の女性が「孫と毎日スタンプを送り合っているだけで、会話した気分になれる」と話していたように、簡単な操作で心の距離を縮めることができます。

さらに、災害時にもLINEは有効です。電話が混雑してつながらないときでも、LINEのメッセージなら送信できるケースが多く、非常時の連絡手段としても信頼できます。

LINEを使うために必要な準備(スマホ・インターネット)

LINEを始めるには、以下の準備が必要です。

  • スマートフォン本体(AndroidまたはiPhone)
  • インターネット接続(Wi-Fiまたはモバイル通信)
  • 電話番号(アカウント登録時に必要)

たとえば、ガラケーからスマホに買い替えた70代の男性は「初めてのWi-Fi設定に苦戦したが、娘に教えてもらってLINEができるようになった」と話していました。

また、スマホは「らくらくスマホ」のような高齢者向けの機種でも、LINEアプリは問題なく使えます。

つまり、機種や年齢に関係なく、必要な環境さえ整えば誰でもLINEを始めることができるというわけです。

それでは次に、実際のLINEの始め方について、ひとつずつ見ていきましょう。

LINEの始め方を一つずつ解説

LINEのアプリをインストールする手順

まず最初に必要なのは、スマホに「LINEアプリ」をインストールすることです。

スマホには「アプリストア」という場所があり、そこから無料でLINEをダウンロードできます。

Androidスマホの場合は「Google Play(グーグルプレイ)」、iPhoneの場合は「App Store(アップストア)」という名前のアプリがそれにあたります。

ストアを開いて、画面上部の検索欄に「LINE」と入力し、表示されたアプリの「インストール」または「入手」ボタンをタップするだけでOKです。

たとえば、70代の方が「娘にLINEを入れてもらったが、次回は自分でやりたい」と話していたように、一度体験しておくと次回からの操作がスムーズになります。

インストールには数分かかることもありますが、画面の表示に従っていれば難しくありません。

アカウント登録のやり方(電話番号・名前・写真)

LINEをインストールした後は、アカウント登録を行います。

この登録には以下の情報が必要です。

  • スマホの電話番号(SMS確認用)
  • 表示名(自分の名前やニックネーム)
  • プロフィール写真(顔写真や好きな画像)

登録の流れとしては、電話番号を入力すると、認証コード(数字)がSMSで届き、それをLINEの画面に入力します。

次に、自分の名前(本名でなくてもOK)と、プロフィール写真を設定します。

たとえば、ある女性(75歳)は「孫の写真をプロフィールに設定したら、毎日見るだけで癒やされる」と話していました。

写真の設定は後からでも変更できるので、最初はスキップしても問題ありません。

つまり、手順を画面通りに進めれば、誰でも簡単にアカウントが作れるようになっています。

友だち追加の基本と注意点(ID・QRコード・自動追加)

LINEで連絡を取りたい相手を「友だち」として追加する方法はいくつかあります。

  • 電話帳からの自動追加
  • QRコードを読み取る
  • IDを検索して追加する

電話帳の連絡先にすでにLINEを使っている人がいれば、自動的に「友だち」として追加される設定にすることができます。

QRコードは、相手の画面に表示されたコードを自分のスマホで読み取ることで友だち追加できます。これは家族同士で教え合うときに便利です。

ID検索は、相手が自分のIDを教えてくれた場合に、入力して追加できます。ただし、セキュリティ上、ID検索をオフにしている人もいるので注意が必要です。

たとえば、70代の男性が「孫とQRコードで友だちになったら、スタンプがすぐに届いて嬉しかった」と話していました。

このように、友だち追加の方法はいくつかありますが、安全に使うためにも、知らない人は追加しないという基本ルールを守ることが大切です。

続いて、LINEでのメッセージのやり取りについて詳しく見ていきましょう。

メッセージの送り方と読み方

文字の入力方法とスタンプの使い方

LINEでは、相手に文字メッセージを送るのが基本の使い方です。

まず、友だち一覧から送りたい相手をタップしてトーク画面を開きます。画面下部の入力欄をタップすると、スマホのキーボードが表示され、文字を入力できます。

文章を打ち終えたら、右側の「送信」ボタンを押すだけでメッセージが相手に届きます。

さらに、文字では伝えにくい気持ちや表情を「スタンプ」で伝えるのも人気です。

入力欄の左にある「顔のマーク(絵文字・スタンプ)」をタップすると、さまざまなスタンプが表示されます。

たとえば、70代の女性が「ありがとう」のスタンプを送っただけで、孫から「気持ちがちゃんと伝わったよ」と返信が来て嬉しかったという話もあります。

スタンプは無料のものもたくさんあり、自分の好みに合わせて使う楽しさも魅力のひとつです。

送ったメッセージはどこに表示される?既読って何?

送ったメッセージは、トーク画面に表示されます。

自分が送信したメッセージは右側に、相手から届いたメッセージは左側に表示されるのが一般的です。

そして、メッセージの下に「既読」と表示されるのは、相手がそのメッセージを開いて読んだというサインです。

この「既読」機能によって、相手がメッセージを見たかどうかを確認することができます。

たとえば、「既読はついているけど返事が来ない」と心配になる方もいますが、すぐに返信できない場合もあるので、あまり気にしすぎないことが大切です。

なお、グループトークでは誰が既読にしたかまでは表示されないため、全員に伝わったかは不明なこともあります。

このように、既読機能は便利な反面、使い方や気持ちの持ちように注意が必要です。

写真や動画を送るにはどうするの?

LINEでは、メッセージだけでなく、スマホで撮った写真や動画も簡単に送ることができます。

トーク画面で、入力欄の左にある「+」ボタンをタップすると、写真・動画・ファイルなどを送るメニューが表示されます。

写真を選択すれば、プレビュー画面が出るので確認後「送信」ボタンを押せば完了です。

たとえば、80代の男性が、旅行先で撮った桜の写真を友人に送ったところ、「まるで一緒に行った気分になれた」と喜ばれたというエピソードもあります。

このように、LINEを使えば、日々の思い出や大切な瞬間を簡単に共有することが可能になります。

では次に、LINEの通話機能やビデオ通話について解説していきましょう。

LINEで通話やビデオ通話を楽しむ

音声通話と電話の違いとは?

LINEでは、普通の電話のように音声で話せる「LINE通話」機能が無料で使えます。

ただし、LINE通話はインターネットを使って音声を送受信する「IP電話」という方式なので、通常の携帯電話とは仕組みが異なります。

電話回線ではなくインターネット回線を使うため、電話代がかからず、どれだけ話しても通話料は無料です(通信料が別途かかる場合あり)。

使い方も簡単で、トーク画面の上にある「受話器マーク」をタップするだけで通話が始まります。

たとえば、70代の女性が「固定電話だと料金が気になるけど、LINE通話なら気軽に話せる」と言って、毎朝娘と10分ほどの「おはようコール」を楽しんでいるそうです。

つまり、費用を気にせず安心して話せるのがLINE通話の大きな魅力です。

ビデオ通話の始め方と操作のポイント

LINEでは「ビデオ通話」も可能で、相手の顔を見ながら会話ができます。

使い方は音声通話とほぼ同じで、トーク画面の上にある「ビデオカメラのマーク」をタップするだけで通話がスタートします。

スマホの前面カメラが自動で作動し、相手の映像と自分の映像が画面に表示されます。

たとえば、「遠くに住む孫の顔を見たい」という80代の男性は、LINEのビデオ通話を使って、誕生日に「ハッピーバースデー」を歌ってもらったことがとても嬉しかったと話していました。

なお、照明が暗すぎると顔が映りにくいので、部屋を明るくしたり、カメラの角度を調整するなど、少しの工夫でより快適に楽しめます。

通話ができないときの対処法(音が出ない・映らない)

LINE通話で「音が聞こえない」「映像が映らない」といったトラブルが起こることもあります。

そのようなときは、以下の対処法を確認してみてください。

  • スマホの音量設定がミュートになっていないか確認する
  • アプリのマイク・カメラの許可設定を確認する(設定画面から調整可能)
  • 通信環境が安定しているか(Wi-Fiの接続が切れていないかなど)

たとえば、通話中に音が出なかった80代の女性は、娘に「カメラとマイクの許可をオンにして」と言われて設定を変更したところ、すぐに使えるようになりました。

このように、原因のほとんどは設定や通信の問題であるため、あわてずに確認すれば解決できるケースが多いです。

では最後に、LINEを安全に使い続けるために必要な知識について紹介します。

安心して使うために知っておきたいこと

LINEの詐欺・迷惑メッセージ対策

近年、LINEを利用した詐欺や迷惑メッセージが増えており、シニア世代がターゲットになるケースも少なくありません。

「○○を購入してほしい」「急にお金を振り込んでほしい」といった内容や、知らないURLが送られてくることがあります。

こうしたメッセージが届いたら、すぐに返信せず、家族や信頼できる人に相談してください。

たとえば、70代の男性が「知人の名前でメッセージが来て、電子マネーを買ってと書かれていた。おかしいと思って息子に見せたら詐欺だとわかり助かった」という体験談もあります。

また、LINE公式が発信するメッセージ以外で「当選しました」「ギフトが当たった」というような通知は基本的に無視して構いません。

つまり、知らない人や怪しい内容には反応せず、慎重に対応することが大切です。

ブロック機能やプライバシー設定を活用しよう

LINEには、迷惑な相手とのやりとりを防ぐための「ブロック機能」があります。

ブロックすると、その相手からのメッセージは一切届かなくなり、自分の情報も相手に見られなくなります。

ブロックの手順は簡単で、トーク画面の右上にある「三本線」や「設定マーク」から「ブロック」を選ぶだけです。

また、「プライバシー管理」の設定を開けば、以下のような調整もできます。

  • 自分のIDを検索できる人の制限
  • 勝手に友だち追加されないようにする
  • タイムラインの公開範囲を限定する

たとえば、80代の女性が「知らない人から突然友だち追加されたけど、設定を見直して安心した」と語っていました。

このように、自分の情報を守るための設定をしておけば、安全にLINEを楽しむことができます。

困ったときはどこに相談すればいい?サポート情報まとめ

LINEの操作やトラブルで困ったとき、誰かに聞ける環境があると安心です。

もっとも頼りになるのは家族や親しい人ですが、それ以外にも以下のようなサポートがあります。

  • LINEの「ヘルプセンター」:アプリ内の「設定」→「ヘルプセンター」から閲覧可能
  • 携帯電話ショップのスマホ教室:無料でLINEの使い方を教えてくれる講座がある
  • 地域の公民館や図書館で開催されるスマホ講座

たとえば、70代の男性が「スマホ教室でLINEのやり方を3回も聞いたけど、やさしく対応してくれて今では孫と毎日やり取りしている」と話しています。

つまり、一人で抱え込まず、周囲の支援や公式の案内を活用することで、安心してLINEを使い続けることができます。

それでは最後に、この記事の内容を振り返ってまとめましょう。

まとめ

LINEは若者だけのものではなく、高齢者にとっても非常に役立つコミュニケーションツールです。

この記事では、LINEの基本的な仕組みから、始め方、メッセージの送り方、ビデオ通話の操作、安全な使い方までを一つずつ丁寧に解説してきました。

特にシニア世代にとっては、最初の一歩が最も大きな壁ですが、LINEはシンプルな設計で、慣れてしまえば誰でも安心して使える仕様になっています。

日々の生活の中で、離れて暮らす家族や友人とつながり、気軽にやり取りができることは、心の支えにもなります。

また、スタンプや写真、ビデオ通話を活用することで、気持ちがより深く伝わり、会えない時間も心の距離を近づけることができるでしょう。

安全に使うための基本的な設定や注意点も押さえておけば、安心してLINEを日常の一部に取り入れることが可能です。

「難しそう」と感じていた方も、一つひとつのステップを踏んでいけば、必ず自分のペースで使えるようになります。

ぜひこの記事を参考にして、LINEで豊かな人間関係と毎日を楽しんでください。

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